中日・立浪和義新監督(52)が優勝した暁には「ビールかけ」での無礼講を大歓迎する方針だ。
20日にナゴヤ球場で行われた契約更改交渉で福留孝介外野手(44)が10%増の年俸3300万円(推定)でサイン。その後の会見で来季へ向けて「個人的な目標なんてない」と断言しながらも「チームとして何とか優勝争いに入っていけるようなシーズンにできたらいい。少しでも自分が手助けができたらいい」と張り切っている。
そんな福留はルーキーだった1999年に星野監督から積極的にスタメン起用され、チームの11年ぶりリーグ優勝に貢献。祝勝会ではナインの中で一番はしゃいでビールかけを行い、PL学園の大先輩にあたる12年目の選手だった立浪監督にも容赦なしでビールをぶっかけていたという。当時を振り返りながら、福留は「ルーキーだったので張り切っていたのでは。そういうときにしかできないので。(来年に)そういうことができればいいですね」。来季から初めて監督と選手の立場となってのビールかけを立浪監督にしようと燃えている。
そういうことなら立浪監督も大歓迎。ナインからビールをかけられるだけなく「ビールで頭を割ってもらってもいいですよ」とノリノリで話し、流血も辞さない構え!?も見せた。1999年に優勝を決めた試合について「神宮だったね。初回にフライを落としたりして、ドキドキしながら最後のフライを捕ったのを覚えている」と振り返る。
その上で指揮官は「まずはそういう競ったところで戦えるようにならないと。若い選手は活躍することによって自信になって力になっていくので、来年はそこを経験させないといけない。もっと勝ちに欲を持てるような、勝ったらどんどんいい意味でレベルの高いところでやっていける。何となしにBクラスで、勝つ味とか、勝つ喜びとか、本当の意味で知っている選手は少ない。そこまでまず持っていくことが来年の目標ですね」と最後は真顔に戻っていた。
東京スポーツ
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【野球】中日・立浪新監督が流血覚悟!?
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