12/28(火) 5:15配信
東スポWeb
中日移籍が決まった岩崎翔(東スポWeb)
守りたかったものは――。中日からFAで又吉克樹投手(31)を獲得したソフトバンクは人的補償で岩崎翔投手(32)が中日に移籍することになった。
2017年には球団記録の72試合に登板し、防御率1・99をマーク。40ホールドで最優秀中継ぎのタイトルも獲得している岩崎は27日にペイペイドームでフロントにあいさつを済ませ「さすがに驚きはしましたが、プロテクトから外れているんじゃないかということは覚悟していた。そうなった場合に選んでもらえなかったほうが悲しい。選んでいただいたことに感謝してやりたい」と前を向いた。
又吉と同じリリーフ投手。18年以降は右ヒジの故障に苦しんできたが、今季はチーム2位の48試合に登板して復活をアピールした。シーズン後半に打ち込まれて防御率4点台で終わったが、守護神を務めるなど森、モイネロの不在期間が長かったブルペンを支えた。
来季は完全復活への期待も大きく、チームにとっての痛手は決して小さくない。三笠GMも「いい選手がたくさんいる中で、岩崎投手に限らず28人はすごい少ない。大変難しい作業ではありました」と話した。それこそ阪神移籍後に守護神として復活したスアレスのような可能性もありえる。
それでも球団側は「もちろん人的補償で選手が獲られることは痛いが、それはFAで獲得することを決めた時点で分かっている。人的補償で獲られてしまう選手とのトレードで又吉が獲得できるか、ということ。そこは覚悟している」と腹をくくっていた。
投打ともに若い芽が育ちつつある。新生藤本ホークスで世代交代を進めて行く中、今回は伸びしろに期待できる若手を守った格好だ。
(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2246795a39e23c600abaa8ecdd99a2463039d00
【野球】〝岩崎流出〟のソフトバンクが痛手を負っても守りたかったもの
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