ソフトバンクのドラフトの歴史を振り返る!



(出典 venturetimes.jp)



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 プロ野球ドラフトは実のところ、長い年月がたってみないとわからない。会議当日は当たりクジを引いた、外したで大盛り上がりだが、本当に評価されるのは何年も後になってから。複数の選手が活躍する「大当たり年」もあれば、上位指名もコケて総崩れの「大ハズレ年」もある。

 2000年代ドラフト史を球団別に振り返ってみる。まずは17年から3年連続日本一ソフトバンクの「神ドラフト」「残念ドラフト」を挙げてみたい。

◆神ドラフト=2010年

1 山下斐紹習志野)捕手
2 柳田悠岐(広島経済大)外野手
3 南 貴樹(浦和学院)投手
4 星野大地(岡山東商)投手
5 坂田将人(祐誠)投手

【育成】
1 安田圭佑(IL高知)外野手
2 中原大樹(鹿児島城西)内野手
3 伊藤大智郎(誉)投手
4 千賀滉大(蒲郡)投手
5 牧原大成(城北)内野手
6 甲斐拓也(揚志館)捕手

 2位柳田がブレークした。プロで10人しかいないトリプルスリー(3割、30本塁打、30盗塁)を達成するなどスター選手に。1位山下(長く登録名が斐紹)は伸び悩み、交換トレードで楽天へ。柳田以外は物足りないように見えるが、育成ドラフトの当たりっぷりがすさまじい。

 育成のなかでも下位で指名された千賀、甲斐のバッテリーが台頭し、日本代表侍ジャパン)に選出されるまでに成長。1億円プレーヤーとなり、ジャパニーズドリームをつかんだ。牧原も1軍で出場機会を増やしており、指名順位の飛躍度でいえば「最高すぎるドラフト」だったといえる。

 ほかにも、01年(寺原、杉内、神内)、02年(和田、新垣)、05年(松田、本多)、06年(福田、森福、長谷川)など当たり年が多い。自由枠や希望枠入団、上位指名の選手が期待通りに活躍し、チームの屋台骨を担っている。


・今すぐ読みたい→
プロ野球ドラフト伝説 「外れ1位」から大化けした選手たち https://cocokara-next.com/athlete_celeb/draft-miss/

◆残念ドラフト=2004年

1 江川智晃(宇治山田商)投手
3 高橋 徹(横浜創学館)投手
4 中西健太(北大津)捕手
5 高橋秀聡(九州共立大)投手
6 加藤領健(青山学院大)捕手
7 定岡卓摩(福岡工大城東)内野手

 1位江川はプロ入り後に野手転向したが、19年に引退するまで規定打席に1度も届かず。右サイドの快速球右腕、5位高橋秀は制球難に苦しみ、他のメンバーも目立った成績を残せなかった。

 だが他球団と比較して「ハズレ年」が少なく、安定したドラフト戦略が光る。九州出身の指名も多く、地域密着でファンを拡大。戦力の足りない部分は、豊富な資金力をバックにFAや育成制度をフル活用し、11年以降5度の日本一黄金期に突入している。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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ソフトバンクのドラフトの歴史を振り返る!「神ドラフト」「残念ドラフト」はいつ?


(出典 news.nicovideo.jp)