東京五輪(東京オリンピック)・女子ソフトボール競技5日目が26日、横浜スタジアムで行われ、決勝戦に駒を進めている日本代表は、第1試合で同じく決勝進出を決めているアメリカ代表と対戦。緊迫した試合展開となったが、1-2でサヨナラ負けを喫した。
決勝戦を控えていることもあり、同試合では両チームがややオーダーを変えて臨んだ。先攻の日本は初回、アメリカの先発アリソン・カルダ投手からリードオフに入った山崎早紀外野手が三失で出塁。犠打、安打で1死一、三塁のチャンスを作り、相手のバッテリーミスで先制点を奪った。その裏、先発マウンドには、「4番・投手」に入った二刀流・藤田倭投手。立ち上がりを三者凡退で抑えた。
その後は両投手が好投を続け、投手戦の展開に。無安打投球を続けていた藤田は、4、5回に四死球による走者を背負ったが、日本の武器でもある好守が光り、ともに併殺で難を逃れた。
しかし6回、藤田は1死からこの日初めての安打を許すと、連続安打で走者が得点圏へ。2死一、三塁と局面は変わり、4番バレリー・アリオト内野手で同点。その後もピンチは続いたが、最少失点で凌いだ。
奮起したい打線だったが、6回はキャサリン・オスターマン投手、7回はモニカ・アボット投手とアメリカを支える両左腕の前に攻撃の糸口が掴めず。すると7回裏、先頭の7番ケルシー・スチュアート内野手に右翼へのサヨナラ本塁打を献上した。
金メダルをかけた戦いの“前哨戦”には敗れた日本代表。明日の決勝は、再びアメリカ代表と相見えることとなる。
ベースボールチャンネル編集部
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女子ソフト日本代表、米国との前哨戦は逆転サヨナラ負け
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